http://www.fifa.com/worldcup/statistics/teams/shotsposition.html
ここにFIFAのデータがある。
一番右の項目、shot on goal=枠内シュート率を見てみよう。
日本ダントツの1位、60%
2位のスロベニアが51%、3位イングランド、4位オランダは47%
しかもエリア外からのシュートはアルゼンチン、ミドルシューターを数多く擁するイングランド、オランダに匹敵する数字。
その上でダントツの枠内ショット率。
ここには枠に入ってくるだけで恐ろしい本田の無回転も含む訳だ。
当然外しまくりの大久保も入ってる訳だ。
これは他国からすれば恐ろしい・・・。
さて次は日本中が熱狂した本田の無回転FK
この無回転と言うのは野球で言うとナックルと同じ。
指でピッと弾かずに真ん中を押し出すことで、ボールが不規則に変化する。
ほんのりドライブ回転の掛かったほぼ無回転。
この少しだけ回転をかけるのが本田の特徴で、本人曰く「コントロールしやすい」との事らしい。
球速があって少し回転があると言うことで、前述の野球に例えると多分前田幸長のナックルのイメージかと思う。
それにしても揺れている。
特にGKの後ろからのアングルがよく判る。
(GKからみて)一瞬左に曲がったところでセーレンセンが左に動く。するとその瞬間に右に急に進路を変えるのが見てとれる。
慌ててセーレンセンは右に飛ぶが、重心が既に左に乗っているために大きく飛べず、このゴールになった。
ゴールを決めるには強烈なシュートも針の穴を通すコントロールでもなく、ほんの少しタイミングをずらすだけで良い。多くの点取り屋が実践してる事だけども、改めてそれを思い知らされるゴールだった。
しかし実際無回転FKのゴールはスローで見ないとそのすごさが判らない時がある。
が、本田にFKを決められたアンジのゴールキーパー、アバエフは
『前の2試合で本田がゴールしたとき、なんで簡単なボールをキーパーはミスしたのか理解出来なかった。みんな、本田のキックがすごかったんじゃなくて、キーパーのミスだっていってたよね。
でも、今度は自分が本田の新たな犠牲者になってしまった。たぶん、多くの人たちは、またキーパーのミスだって考えるだろう。 でも、それは間違いだ。
フリーキックのボールはキャッチ出来る弾道にみえた。しかし、突然、横に軌道を変えた。だから、もはやキャッチすることが出来なかった。
教訓にするしかないね。少なくとも自分はこの日本人は危険なキックを持っているプレイヤーだという認識にかわったね。他のチームも油断しないほうがいいよ、たとえ、簡単なボールに見えても』
との発言をしているらしい。
日本では川口が「あれは取れない」との発言をしていた。
それぐらいゴールキーパーのメンタルに影響を与えるシュートで、つまりこれが、遠藤の2点目をアシストするわけだ。
勿論、このシュート自体非常にコントロールされた素晴らしいシュート。壁やキーパーのポジションが明らかに本田警戒に動くことで、遠藤は「ある程度のスピードとコースで壁を越えれば入ると思った」との発言をしている。
本田のFKが伏線になった訳だ。
この勝利で日本は勿論、選手個々の海外評価もかなり上がったとの噂がある。
本田のFKが2点目の伏線に留まらず、日本代表選手たちの海外移籍に向けての伏線になるなら素晴らしい事だ。
posted by Ando at 18:19| 東京

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